クロホシタマムシという美麗甲虫のことを知ったのは、3年前のことでした。

蝶友さんがブログに載せたそのタマムシは、あまりに美しく、魅力的だったので、是非見たい昆虫のリスト入りしたのですが…以来3年間全く会うことが出来ませんでした。

 

ところが今年、複数の蝶友さんがクロホシタマムシの写真をインスタに投稿、これはチャンスが来たかと、埼玉県内のポイントに出かけてみることにしました。

現地では、いつもお世話になっている蝶友さんがポイントを案内してくださり、期待出来る時間帯まではシラホシナガタマムシなどと遊びながら期待を膨らませていました。

 

そしてお昼前、とうとう待ちに待った瞬間が!

初めて目にするクロホシタマムシは、メタリックグリーンとゴールドに輝く個体でした。

体長12〜13mm位でしょうか。小さくてチョコチョコと歩き回るので、マクロレンズで追うのはなかなか大変です。
旧型の60mm Microは画質は良いのですが、AFがやや遅く、絞り込むので手ブレ補正がないのがやや苦しい。かといって150mm Macroで狙うとf16やf20でも被写界深度が不足気味と、なかなか悩ましい被写体でした。

しかも、元々小さい上に、キラキラ煌めくせいなのか、AF泣かせです。それでもまずまずのショットをモノに出来たのは、D500のAF性能のおかげかなと思います。

 

その後、多い時には同時に4個体が現れるなど、苦戦しつつも楽しい時間を過ごすことが出来ました。

この2枚は、150mmで撮ったショットです。
上がf14、下がf9で撮影しているのですが、更に絞り込んでも被写界深度は足りません。それならと、キラキラを玉ボケにして強調してしまったのですが、玉ボケ愛好家?としてはなかなか綺麗だなとお気に入りです。

 

ところで、このクロホシタマムシですが、その色は随分個体差があるようです。

メタリックグリーンがベースなのですが、全体がグリーンなもの、グリーンとゴールドなもの、赤味が強くてオレンジ系の色が出るものなどを観察することが出来ました。

どれも綺麗で、魅力的ですね。
こんなのが3匹も4匹もいると、目移りしてしまいます。

 

残念な1枚も紹介しておきます。

色良し、ポーズ良し、タイミングもバッチリ…ピンが来ていれば最高のショットだったのですが…この夏の宿題ということになりそうです…。

 

さて、今回は写真が多いので重いかな?
最後の1枚にします。

名前の由来の、前翅に散った黒星…つまり黒い斑紋ですが、光の具合で藍色というのか瑠璃色というのか、何とも言えない美しい青に輝くんです。
この虫で一番気に入ったのはそこかも知れません。

その青が一番綺麗に撮れたと思うのが、このショットです。
この美しい青を表現するには、何色と言えばいいのだろうと、ネットで調べてみたところ、「紺青(こんじょう)」が近い気がします。

 

クロホシタマムシは8月まで見られるそうです。
暑さに弱い道産子なわたしにとって、この夏は例年以上に「熱い」夏になりそうです。

最後に、現地で御一緒した皆さん、ありがとうございました。

 

機材:
NIKON D500
AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM

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