コツバメを見たので、次は普通ならミヤマセセリでしょうか。
でも私の場合、全部の蝶を撮りたい人間ではないので、一番期待している蝶はトラフシジミでした。そんなトラフシジミが、今月20日に現れたと聞いて、翌21日に埼玉県内の公園に出かけてみました。
一番可能性の高いポイントは最後にして、一応全部のトラフシジミのポイントを押さえていきます。ここのアセビ、あそこのヒサカキ、ユキヤナギはまだこれから、そしてあっちのアセビ…トラフシジミどころかコツバメの姿もないので、いよいよ本命ポイントに行ってみると、さすが祝日、結構沢山の蝶好きさん達がおられました。
夏から冬にかけては殆ど見ない顔の方も、毎年春になるとここで再会して、蝶を追ったり蝶談義に興じる。県外から来られる方もおられますし、ちょっとした蝶好きの集会所ですね。
さて、肝心のトラフシジミですが、ポイントに着くなり「ここにいるよ」と教えて頂き、まずは証拠写真をゲットです。
今年も会えたね、君達のお爺ちゃんお婆ちゃん達みたいに、サービス頼むよ?と思いながら、良い位置と角度を探しながらシャッターを切ります。
寅年の今年は、トラフシジミの春型の模様が一段と綺麗に見える気がします。
トラフシジミを撮っていると、コツバメやミヤマセセリも自分達を忘れるなと言わんばかりにアピールしています。もちろん一番の狙いはトラフシジミですが、コツバメもミヤマセセリも喜んで撮影です。
ミヤマセセリは今年の初物です。
落ち葉止まりではなくて、吸蜜が撮れたので嬉しいですね。
そうこうしていると、トラフシジミも時々場所を変えながら、半開翅してくれたりといったシーンもあったのですが、150mm(フルサイズ換算225mm)ではなかなか遠い&角度が悪くて青が見えません。
なかなか高い所にとまることが多くて、本当に苦戦したのですが、枝葉の隙間から撮った下のショットは、前ボケが綺麗でお気に入りのショットになりました。
私より少し早く現地に着いた方は、綺麗な開翅も撮っておられたようです。早起きは三文の徳、でしょうか。
昨日(22日)の寒さと雪の影響が心配ですが、明日はまたポイントを再訪するつもりです。スギルリも見ていないので、悩むところですが…やはりトラフシジミ優先でいこうと思います。
機材:
NIKON D500
SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM
トラフシジミ、コツバメ、ミヤマセセリ
とそろっての撮影うらやましいなあ。レ
ンギョウも咲き始めたのですね。そうい
えば寅年ですね。トラフが急にまぶしく
感じられます。
Farfallaさん、ありがとうございます。
春の蝶揃い踏みと言う感じで、楽しかったです。これでトラフシジミが開いてくれれば完璧たったのですが、世の中そうそううまくはいきませんね。