今年は何とかミドリシジミの開翅が撮れたので、この日はミドリシジミのメスとコムラサキに期待して埼玉県南部のポイントに出掛けました。
が、勤務明けで遅かったせいかミドリシジミは全くの期待外れ。
代わりに出迎えてくれたのはこの子です。
なかなか綺麗そうなコムラサキが吸水していました。
が、開翅した様子を見て嬉しさ半分、悲しさ半分…。
綺麗な紫!
でもかなり翅が傷んでいます…。
反対側に回れば傷みが目立たないと思い、脅かさないように反対側へ。
ダメです…。
全く色が出ません…。
やはりこの角度です。
これがコムラサキの難しいところですね。
そのうち向きも変わるかなと暫く見守っていましたが、同じ場所で熱心に吸水していたので、諦めて別の個体を探しに行きました。
吸水個体はいませんでしたが、複数のコムラサキがビュンビュン飛び回り、そしてテリ張りしていました。
なかなか近くに来てくれませんでしたが、この時は近かったですね。ほぼ目線の高さでコムラサキの凛々しい姿を撮れました。
その他の蝶です。
モンキチョウ
黄色がスッキリして美しいとは思うのですが、春の個体のようなピンクが目立たなくなって寂しいですね。
モンシロチョウ
今年はモンシロチョウが多い気がします。
元々どこにでもいる蝶ですが、どこに行っても個体数が多いように感じます。
ベニシジミ
そろそろ黒っぽくなってくるベニシジミ。
今はまだ可愛いですね。
下の写真を撮っていて、いつの間にか春紫苑の季節が姫女苑の季節に移り変っていたことに気付きました。考えてみればゼフも発生して暦は既に6月、初夏ですね。
ヤマトシジミ
産卵のような動きをしていましたが、卵は確認できませんでした。
機材:
NIKON D500
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR