さて、発生は確認出来たミドリシジミですが、そうなれば翅表の煌めきを見たいですよね。
この日は休日だったので、朝4時に起きて…のはずでしたが、1時間寝坊しました。
現地に着いたのは6時半頃、普通ならチャンスタイムはあと30分くらいですが、この日は薄曇りだったので遅い時間でも大丈夫と思っていました。
ところが、ミドリシジミが全く見つかりません。
どうやら、前日前夜の雨で下草がビッショリ濡れているような朝は、あまり降りてこないらしいです。
8時半を過ぎてこりゃーだめかと思いましたが、雲は少しずつ薄くなって日差しが強くなっていたので、最後に一番日当たりの良い場所を見てみることにしました。
イターーーーー!
最後にこっちを覗いて良かった!
開翅は望み薄だし、今日はこのチラリズムで我慢かなと思っていたら、頭より高い所に移動してしまいました…。
他にはいないかなとさらに歩いてみると…。
2匹目居たーーーーー!
しかも、盛んに翅をもじもじスリスリしていますし、何となく翅の閉じ具合が緩い感じです。
これは期待出来るんじゃないかとじっと見守っていると…。
✌️✌️✌️✌️✌️✌️✌️✌️
もう心の中で叫んでましたね。
それにしても、この左右で構造色が顕著に変わっている所が、ミドリシジミらしいですね。
去年はミドリシジミに嫌われて?、この煌めきを見ることが出来なかったので、本当に嬉しいです。この金緑色を眺めている間は、新型コロナとか余計な事は全て頭から蒸発してしまいます。
色気を出して150マクロに付け替えて、寄ろうとしたら飛ばれてしまいましたが、まぁ仕方ないですね。
帰りがけににはミズイロオナガシジミも開翅のサービスです。ミズイロオナガシジミの開翅を見たのは何年振りだろうという感じですが、久しぶりに見た翅表はやはりシックな感じで素敵ですね。
ミドリシジミの後はコムラサキを探してみましたが、テリ張りとスクランブルを繰り返すばかりでやはり降りてきてはくれず。
ただ、産卵らしきシーンが見られたので、遠いショットですが紹介しておきます。
平地性ゼフィルス6種のうち5種は撮りましたが、最後のオオミドリシジミが難関です。埼玉県内の良いポイントを知らないので、とにかく秩父辺りを歩いてみるか、それとも都内某所のポイントに行っちゃうか…。
ミドリシジミもまだ撮りたいし、悩むなぁ。
機材:
NIKON D500
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
ミドリシジミの雄は綺麗ですね。
やはり、この角度ですよね。
それにしても雨上がりは難しいですね。
朝は1時間半から2時間程度は撮影時間取れますが、週間予報では晴れの日も雨マークなので困ったものです。
BANYANさん、ありがとうございます。
諦めかけた時にみつけたので、本当に嬉しかったです。
あとは、開くかどっちを向くかは天候も含めて運ですが、昨年はボロボロ今年はまずまずで良かったです。現状後が続いていません…。
以前のように、自分の周りで20匹以上のミドリシジミが開翅するような光景をいつかまた見られると良いのですが…。
ミドリシジミの開翅よかったですね。
どっきりです。この翅の輝きは何とも
いえません。ミズイロオナガシジミの
開翅もしっくでいい感じですね。
Farfallaさん、ありがとうございます。
苦戦しましたが、最後の最後に良い出会いがあって嬉しかったです。
ミズイロオナガシジミの開翅は久し振りに見ましたが、良いですよね。この蝶のことが年々好きになっていく気がします。