今年はファントムのラストイヤーで、茨城県にある百里基地には毎週ファンが詰め掛けているようです。
私も青い方のスペマを見ていないので、古巣の百里基地に行きたいのですが、やはり新型コロナのことを考えると自分の趣味の為に県外へ行くのは二の足を踏んでしまいます。
ならばと向かったのは、日本最後のYS-11達と、その後継機のU-680A、そして空自が領収したばかりのRC-2が見られる埼玉県の入間基地です。
目的は上に書いた3機種なのですが、結論を書いてしまうとこの日見られたのはU-680Aだけでした。
美しいラインに白と赤の点検隊カラーがマッチして、なかなか魅力的だなと思います。お腹が少しポッコリしていて、どことなく子持ちシシャモぽい姿は可愛いと言えるかもしれません。
このU-680Aですが、全長18.97m、翼幅22.05mとなかなか大柄な機体です。U-125が全長15.59m、全幅15.66mですから、完全に一回り大きくて、全長でいえばF-4やF-15に迫ります。
F-35A 全長15.67m 全幅10.67m
F-2A 全長15.52m 翼幅11.13m
F-15J 全長19.4m 翼幅13.1m
さて、U-125も撮れたので載せておきます。
こちらも可愛い機体でお気に入りです。
同じ空自のU-4も好きですし、米空軍のC-21Aも大好きでしたから、スマートな胴体に緩い後退翼(C-21A、つまりリアジェット35系は前縁にのみ後退角のある直線翼ですが。)のビジネスジェットの基本的なスタイルが好きなのかもしれません。
この日は晴れの予報にもかかわらず時々日が差す程度でストレスがたまりましたが、赤白のT-4とノーマル塗装のT-4がGCAなどで何度も飛んでくれ、タッチアンドゴーも繰り返してくれたので枚数は撮れましたね。
RWYに向かってTAXIして来たT-4です。
排気管というのか、エキゾーストパイプというのかテールパイプというのか、良い色に焼けているのがとても印象的でした。材質が何なのか気になります。
やはり天気が…。
この日はエアーバンド受信機に入間基地の周波数をサーチさせていたので、GCAの誘導も聴けて新鮮でした。普段はタワーに固定していますが、こういうのもいいですね。
残り約10機と言われているC-1です。現役時代は随分お世話になった機体ですし、C-1がいなくなると寂しくなりますね。
あまり日が差さないのでメラメラもあまり出ず、転がりを撮るには良い日だったかもしれません(笑)
最後にC-130Hです。
もう1機いたような気がするのですが…。シャッタースピードを目一杯落として、綺麗なドーナツが出来たと思ったら…。外側のペラは回転数が低いみたいですね…。
機材:
NIKON D500
AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
追記
今年はモチベが上がらずブログの更新も滞りがちですが、近場の公園でヤマトシジミとかをチマチマ撮ってはいます。
そのうちアップしますが、1枚だけ先行公開しておきます。