いつものことですが、ゼフィルスの季節ともなるとブログの更新が追い付きません。
ミドリシジミ(証拠写真)とミズイロオナガシジミも撮影済みですが、アップ出来るのはいつになることか…。
写真(殆どカメラ内現像ですが。)はTwitterに載せたりしていますので、気になる方はこのブログの左上にあるTwitterのマークをクリックして下さい。
さて、ゴマダラチョウです。
どこに行っても目に入るのはアカボシゴマダラのみ。たまにゴマダラチョウがいても全くとまってくれず、指を加えて見ているだけでしたが、ウラゴマダラシジミの撮影中に姿を見せてくれました。
うん、綺麗ですね。右の後翅に若干傷みがありますが、こうして見ていると純和風の趣があるように思えてきます。
とはいえ、ゴマダラチョウ(Hestina persimilis)自体はアジアに広く分布しているそうで、日本で見られるのはその亜種(Hestina persimilis japonica)だそうです。
で、本来日本では奄美にしかいないはずなのに、近年関東でよく見られるように「なってしまった」のが近縁種のアカボシゴマダラです。
人為的な放蝶の結果あちらこちらで見かけるようになってしまい、「要注意外来生物」となっています。
本来の姿は上の個体のように黒白模様に赤い斑紋があり、正直美しい蝶だとは思います。
春には、下の写真に見られるように「白化」した個体が多く見られます。
ゴマダラチョウとアカボシゴマダラ、食樹が同じで、しかも交雑可能という情報もあり、今後どうなってしまうのかとても気になります。
その他の蝶です。
これは、クロコノマチョウでしょうか?
埼玉では、というか、生まれて初めて見ました。この蝶も北上中のようですね。
ダイミョウセセリは、あちこちでテリ張りとスクランブルに忙しそうでした。
この写真は背景の緑が綺麗でお気に入りです。
テングチョウは、新しく羽化したピカピカの個体ばかりになっていました。
(追記)
奥会津のキマダラルリツバメ観察地は閉鎖中だそうです。
現地の方々、特に観察地の維持管理や情報発信に尽力されている雪国茶屋の御主人に御迷惑をおかけしないよう、自重しましょう。
http://yukigunichaya.blogspot.com/2020/06/blog-post.html?m=1
機材:
NIKON D500
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
ゴマダラチョウは今年2回出会いがあり
ましたが、高いところを滑空するばかりで
うまく撮影出来ませんでした。
キマルリはこういう現状ですから、地元の
皆さんの気持ちを一番に考える必要があり
ますね。某業者はキマルリツアーを何回か
企画しているようですが。
Farfallaさん、ありがとうございます。
普段見かけるのはアカボシゴマダラばかりで、たまにゴマダラチョウを見ると嬉しいです。
撮影者も採集者も自粛して欲しいですね。
今空気を読まずに動くと、自分達の首を締めそうです。
(モチベ低下のためコメント放置失礼しました。)