続・クリスタルな朝 2019.10.30

今回も、朝露をまとったヤマトシジミたちの写真を紹介します。

今回は、リングライトを使ってみました。
明るくなることで撮りやすくなるのは勿論ですが、リングライトの光を反射してクリスタルみたいにキラキラしないものかと期待して蝶を探します。

いましたいました。
1枚目がライトなし、2枚目がリングライトを使用して撮影したショットです。

ライトなしも良いとは思いますが、リングライトを使用したショットは華やかさが出ますね。
これもリングライト使用です。

この日、埼玉県南部は最低気温10度まで下がり、ヤマトシジミたちの翅にも身体にも複眼にもビッシリと朝露が付いています。
気温10度、身体が濡れた状態といえば、人間なら低体温症で死んでしまってもおかしくない条件です。関東のヤマトシジミは、年によっては12月初めまで姿を見ることが出来ます。最低気温が氷点下まで下がっても生き残っていたりします。
この小さな蝶たちが、実はある意味どんなに強い生き物か、秋から初冬にかけて毎年思い知らされます。
 

こちらは秋色に色付きつつある葉にとまったヤマトシジミです。
現像していて気付いたのですが、自分の身体に付いた朝露を吸水していました。


 

最後の2枚です。

こちらのヤマトシジミも、秋色のベッドで夜を過ごしたようです。
まだぐっすり眠っているのかと思ったのですが、後で現像してみると自分の身体に口吻を伸ばしていました。

「この秋は朝露が付いたヤマトシジミを撮ろう」と思っていましたが、そんなに簡単に良い条件が揃うこともないかなと漠然と考えていました。ところが、雨が多かったせいか、朝露祭りです。

今は夜の仕事をしているので、早朝にカメラを持ってウロウロ出来る機会は少ないのですが、良いチャンスに恵まれました。
今回失敗したのは、最初ライトなしで撮影した時の設定(ISO1600)のまま、ずっと撮影してしまったこと・・・。リングライトの設定次第では、ISO400でも撮れたのに。

40年近く写真を撮っていても、被写体に夢中になりすぎてこんなポカをやらかす。写真って難しい。
そして、やり直そうと思っても、同じ場所で同じ被写体を追っても、二度と同じ写真は撮れない。だから自然の生き物の写真って飽きないんでしょうね。
また次頑張ります。

追記:
フルサイズ換算225mm相当のマクロ撮影ですが、三脚は使っていません。何とかなるもんです(汗)

 
(2019.11.20追記)

ブログを書いた後も現像を見直していたのですが、やはり少しコントラストを高めにした方が映えるようです。
上に載せている、当初のバージョンと並べて紹介したいと思います。

機材:
NIKON D500
SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM

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