関東が梅雨入りして雨や曇りの日ばかりで、いい加減うんざりしていましたが、雨上がりに晴れた昨日はカメラを持って出掛けてきました。
向かった先は、今月1日にオオミドリシジミを撮った東京西部の公園です。
発生から半月経ってオオミドリシジミがどんな状況なのか興味があったのと、出来ればメスが見たかったのですが、残念ながらメスの姿を見付けることは出来ませんでした。
公園に着いてまず姿を見せてくれたのは、ツマグロヒョウモンのオスです。
鮮やかなオレンジの翅いっぱいに太陽を浴びて、気持ちよさそうでした。
次に、ポプラの葉の上で日光浴をしているウラギンシジミを見つけましたが、この時期にこの傷みようということは、今年生まれではなくて越冬個体の生き残りなのでしょうか?
オオミドリシジミのポイントに着くと、何人か撮影中でしたので、私も混ぜてもらいます。
発生から半月、さすがにボロ個体しかいませんが、それを差し引いてもやはり金緑色の輝きは美しいです。
栗の花を覗くと、アカシジミが吸蜜していました。
もちろん、なかなかのボロ個体です。
ところが、同じアカシジミでも尾状突起が2本揃った個体もおりました。
擦れているのは間違いないのですが、発生から1ヶ月近く経っている割には、美しさを保っていると言える気がします。
なかなか可愛い紫陽花を見つけたので撮影していたところ、その影に蝶の姿が。
ヒカゲチョウでしょうか。
ヒカゲチョウは、関東では年2化で、1化はちょうど梅雨の時期に発生します。
紫陽花とヒカゲチョウとで、梅雨時らしい1枚になったかなと、自己満足に浸りながら家路に就きました。
機材:
D500+AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR