今月21日は私の誕生日で、かつ尊敬していたパイロットの命日でもあり、お墓参りなどには行かないのですがその前後は色々と飲む機会が重なって、肝臓のアルコール漬けが出来上がりそうな日々でした。
18日に惨敗したウスバシロチョウも、そろそろミツバウツギが咲いている頃だし撮りやすくなっただろうと、いつもの公園に出掛けてきました。予想はバッチリ、ポイントに近付いたところで「里山便り」のphotobikersさんがポイント付近から声を掛けて下さいました。どうやら良い感じのようです。
とここまで書いておいて、ウスバシロチョウは次のエントリーに載せます(笑)
何故かといえば、意外なもの・・・というよりは、意外なシーンを撮れたからです。
最初は、ツマキチョウのメスだ!と喜んで撮影していたのですが、何か違和感が・・・。
そう、何故蕾で吸蜜???と思いつつさらに観察していると、なんと産卵らしき行動をみせています。
明らかに産卵している様子・・・その間数秒・・・5秒に満たないくらいでしょうか。
ツマキチョウがこのムラサキハナナ(別名ショカツサイ、オオアラセイトウなど。)に産卵するのは知らなかったので、ちょっと驚きました。
ネットで調べてみると、やはりこの花で産卵する様子を撮影した方が他にもいるようです。
Wikipediaでは食草として書かれていませんが、フィールドガイド「日本のチョウ」ではしっかりショカツサイ(ムラサキハナナの別名)と記載されていました。さすがです。
そして産卵行動を見せていた蕾を覗いてみると・・・薄緑色をしたピッカピカの卵が見つかりました。
Wikipediaには、「蕾の付近によく産卵され、幼虫は花や果実を好んで食べる。」と書いてあるとおりです。これから孵化した幼虫が、ムラサキハナナをたくさん食べて、また来年の春に元気な姿を見せてくれることでしょう。
この日撮ったオスの写真もおまけに載せておきます。
機材:
D500+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
D800E+SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM
ツマキは菜の花とショカッサイの両方が咲いていると個体数が多い気がします。
産卵、見事に撮影されていますね。
吸蜜はやはりムラサキケマンを好みますね。
卵は数日で黄色くなるので、次に行く機会があれば観察してみてください。
BANYANさん、ありがとうございます。
ミツバウツギ食堂での撮影に飽きて、ひと廻りして帰ろうと思ったら運良く遭遇しました。
黄色くなった卵は、海野氏が深度合成で素晴らしいショットを公開されていますね。とても綺麗な色でした。
私も次はTG-5を持って行ってみようと思います。
流石ですね。着眼点が違います。 此方を優先される理由もわかる様な気がします。 生態を撮るのも重要ですね。 そう思うのですが、今度はレンズの問題も生じますね。 超マクロも欲しい、広角も欲しい、欲しいものだらけで,,,,, う~ん? はぁ~,,,,,
里山便りさん、ありがとうございます。
最初は「ツマキのメスの吸蜜だ!」と思って撮っていただけなので(笑)
でも、産みたてほやほやの卵を観察出来たのは良かったです。
私も新しいゴーゴーロクが欲しいです・・・物欲は尽きませんね・・・。