今月25日にいつもの公園でトラフシジミの全開翅を撮影して以来、この公園では3日連続でトラフが開翅サービスをしているのだとか。
ならば、私も再びあのメタリックブルーを撮ってやろうと、11時前に現地に到着しました。
「上の」アセビポイントにまず行ってみるも、いるのはコツバメなど。ヒサカキにも姿なし。ユキヤナギを覗いてみると、ベニシジミが食事中でした。
11時を回ってから、アセビにトラフシジミが飛来して吸蜜を始めました。
鳥にやられたのか、後翅が傷んでいます。
葉の下にもぐっている時、後翅をスリスリすると表側のメタリックブルーが見えました。
日影でなければ、綺麗な色が出たかもしれませんね・・・。
この個体が飛び去った後、すぐに別の個体が飛来してアセビで吸蜜を始めました。
この個体は前翅に痛みがありましたが、コツバメのように太陽に向けて身体を傾けたり、タテハチョウのように4本脚で立ってみたり、最後には良い色は出なかったものの半開翅も見せてくれました。
最後の個体は、2頭目が飛び去ってすぐ、12時前に姿を見せました。
前の2頭と違って翅に痛みもなく、まずまず綺麗な個体でしたが、8分ほど食事をして姿を消しました。
お昼を過ぎると雲りがちの天気になってしまい、何度か「御神木」からトラフシジミが舞い降りてきたりはしたのですが、アセビにはとまりませんでした。
この公園では過去数年、トラフシジミの個体数が減っていましたが、今年はこのポイントだけで3個体を確認することが出来ました。昨年も結構トラフシジミの姿を見ることが出来ましたし、来年以降に期待してしまいます。
というわけで、これらのトラフシジミが兄弟(メスがいた可能性も否定出来ませんが・・・。)かどうかは分かりませんが、トラフが3頭・・・と考えていると20年ほど前(もうそんなに経ちましたか・・・。)に流行った歌を思い出してしまったので、そのタイトルをお借りしてみた次第です。
ツマキチョウも発生したようですし、まだまだ楽しい春の季節が続きますね。
トラフシジミ連日楽しませてくれているよう
ですね。レンギョウ、スイセン、サクラとす
ごいですね。それにしても数日で痛々しい
翅の痛み、鳥の被害なのでしょうか。悲しい
自然の現実ですね。
Farfallaさん、ありがとうございます。
この公園のトラフは、昨年も行けば見られる状況でしたが、今年はさらに個体数が多かった気がします。来年以降も個体数が回復していけば嬉しいのですが、どうなることやら。
綺麗だったり傷んでいたり、会えたり会えなかったり、色々と欲が出てしまうのは普通のことですが、自然の生き物を被写体にしている以上は仕方のないことですね。
今回は傷んだ個体もしっかり撮影したことで、3個体いたことを確認出来て良かったなと思います。
トラフシジミが痛々しいほど傷んでいますね。 僅か何日かでこんなに変わるとは思いませんでした。 今日浅間の煙さんが最後の日となるので、ご挨拶がてら現場を覗きましたが、やはりメジロ、シジュウカラが入り込み、まったく見ることが出来ませんでした。 大部分は食されてしまったのでしょうね。 最後の1頭が無傷で救われましたね。 彼方此方に散ってしまったのも事実でしょう。 ミツバウツギやハルシオンが咲くまで、トラフシジミはお預けでしょうか?
里山便りさん、ありがとうございます。
私も、たった3日の差でここまで傷んでいるとは思っていませんでした。開翅は撮れたものの、今年も交尾を撮るチャンスがなかったのも少し残念です。
また来年の楽しみに取っておこうと思います。