この日は風が強いながらも気温が上がる予報だったので、いつもの埼玉県内の公園にトラフシジミを探しに行きました。
結果的にトラフシジミの姿を見ることは出来なかったのですが、素晴らしい出会いがありました。
この公園では7、8人がトラフシジミを探していましたが、その後噂のスギタニルリシジミのポイントに移動するということで、私もお願いして連れて行って頂きました。何しろ、スギタニルリシジミはまだ見たことのない蝶、見つかるといいなぁと期待しつつ現地に着くと、吸水ポイントであっさり複数のスギタニルリシジミに遭遇しました。
その後少し移動すると、岩の上にとまってじっと動かずモデルになってくれるスギタニルリシジミがいました。
こうして見ると、ルリシジミとはだいぶ雰囲気が異なりますね。
少し斜面を登ったところでは、ピッカピカのツバメシジミに会うことが出来ました。今年初対面です。
このポイントに案内して下さった皆さん、特に「風任せ自由人」のmaximiechanさんには大変お世話になってしまいました。
本当にありがとうございました。
移動前、いつもの公園ではやっとミヤマセセリのメスを撮ることが出来ました。
このメスを撮れたのもmaximiechanさんのお陰です。
アセビポイントではレンギョウも咲き、黄色い花にコツバメがとまって目を楽しませてくれました。
アセビにはベニシジミやミヤマセセリ、キタテハやテングチョウが吸蜜に来ていました。
テングチョウの求愛行動も見ることが出来ましたが、残念ながらこの恋は成就しませんでした。
機材:
D800E+SIGMA APO MACRO 150MM F2.8 EX DG OS HSM
D500+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
岩の上のスギタニ、識別になる紋がルリシジミの特徴みたいで珍しいですね。こんなのも居るんだ認識させられました。
後翅肛角部付近の、「へ」の字様または「ハ」の字様の黒点のことでしょうか。
さっき、フィールドガイド「日本のチョウ」で調べたら、スギルリは両方あると書いてありました。私も勉強になりました。
本件でも、現地でもお世話になりました。ありがとうございます。