最高気温20度まで上がった、暖かいというより少し暑さを感じる1日でした。
トラフシジミの出現を期待して、いつもの埼玉県内の公園に出掛けたのですが、結局トラフシジミの姿を見ることは出来ませんでした。
昨年は3月25日、その2年前は3月23日に撮影しているので、コツバメなどの発生が早かったことを考えると、そろそろ姿を見せても良いと思うのですが・・・。
トラフシジミを探して、ウロウロしながら撮った写真を紹介します。
桜の枝の上で、春の日差しを楽しむかのように日向ぼっこをするテングチョウです。無事冬を乗り越えたその姿には、「お疲れさん」と声をかけてあげたくなります。
この桜は品種は分からないのですが、毎年コツバメやミヤマセセリが出現する頃に咲く、早咲きの桜です。薄ピンク色の花がとても綺麗で、個人的には染井吉野などよりも好きな桜です。
こちらも越冬組のルリタテハです。
地味で木肌に似た感じの翅裏と、美しい翅表の両方が見えるショットを載せておきます。
アセビの花で吸蜜するキタキチョウです。
この蝶はトロピカルな色をしていて南国っぽいと個人的に思っているのですが、これも成虫で越冬する蝶です。
キタテハです。
この時期、テングチョウの次に良く見かける蝶ではないでしょうか。黄色というよりはオレンジに近いその姿は、なかなか美しいと思います。
次に、春に羽化した新生蝶たちです。
まずは、これまでも姿を見かけてはいたのですが、なかなか撮らせてもらえなかったルリシジミです。
縁毛がブルーに輝いていて、とても綺麗でした。
こちらは、ベニシジミの春型です。
ベニシジミは春型と夏型で随分雰囲気が変わるのですが、紅色の部分が広い春型はとても可愛いです。
最後にコツバメです。
やっと咲き始めたユキヤナギで吸蜜していました。このユキヤナギにはトラフシジミも吸蜜に来るので、いよいよカウントダウンというところでしょうか。
ユキヤナギにはムラサキシジミなども吸蜜に来ていましたが、証拠写真しか撮れなかったので割愛します。
今週は18日に蝶の撮影、19日に神宮球場でカープの応援、20日に蝶の撮影、そして今日21日はまた神宮球場の予定だったのですが、風が強くて花粉に苦しみそうなのでパスしてしまいました。
一度発症した花粉症が北海道勤務で治ってしまって早8年ほど、今年はくしゃみは出るわ鼻水は出るわ、結構辛いです・・・。北海道に帰るべきかな(笑)
機材:
D500+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
ユキヤナギ咲き始めましたね。
コツバメ吸蜜綺麗です。
どの蝶も映える花ですね。
今日は幸運にもいきなりトラフ撮影できました。
ユキヤナギには何も来ていませんでした。
ルリシジミも探したのですが出会えずに残念でした。
BANYANさん、ありがとうございます。
トラフシジミの初日を押さえてしまうとは、さすがですね。私も今日トラフシジミを探しに行ったのですが、会うことが出来ませんでした。とはいえ、ユキヤナギも満開になり、レンギョウも咲いて暫しの間楽しめそうです。