また自宅近くのアカシジミとウラナミアカシジミのポイントに行って来ました。
目的は、ミズイロオナガシジミ、あとはアカシジミなどの吸蜜です。
結果からいうとミズイロオナガシジミを見つけることは出来なかったのですが、これからミドリシジミなどを撮りに行くといくらでも見つかる蝶なので焦ることはありません。
林縁の花が咲いている木(種名が分かりません。)を見上げていると、次から次へとアカシジミがやってきては吸蜜していました。
さすがに尾錠突起が欠けるなど痛んだ個体が多くなっていましたが、可愛いアカシジミの吸蜜を堪能出来て楽しい1日になりました。
ウラナミアカシジミも吸蜜に来てくれると良かったのですが、薄暗い林の中の日だまりで1頭が休んでいるのを見つけたのみでした。
このレストランにはアカシジミのほかにも、テングチョウ、ダイミョウセセリ、イチモンジチョウなどがやってきましたが、テングチョウがイチモンジチョウに限って追い払ってしまうのには閉口してしまいました。同じタテハチョウ科ということが関係しているのでしょうか。
そのほか、別のレストラン(樹液)で食事をするアカボシゴマダラとイチモンジチョウの写真も載せておきます。
最後に、ちょっと悲しい1枚を。
息絶えた後に食べられたのか、食べられて息絶えたのかわかりませんが、アカシジミの後翅です。
薄暗い林の中でも良く目立つオレンジですが、近付いてみるとこの後翅1枚だけが風にユラユラ揺れていました・・・。このアカシジミが雄か雌か分かりませんが、長い時間をかけてやっと成虫になれたのだから、子孫を残すチャンスがあったら良かったのですが。
撮影機材:D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
D800E+SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM(最後のショットのみ)
アカシジミが次から次と来て、随分繁盛している
レストランですね。でも、最後のオレンジの翅が
悲しいです。去年、庭にナガサキアゲハの翅が
落ちていてどうしたのかなと思いました。
farfallaさん、コメントありがとうございます。
本当に大人気のレストランでした。
アカシジミの後翅は・・・持ち主がいなくなっても美しいままで、それが自然の摂理だとは思っても、悲しい気持ちになりました。
アカシジミも丁寧に撮っていますね。 何時みても癒されます。
里山の蝶便りさん、コメントありがとうございます。
新しく開設されたブログを拝見しましたが、素晴らしいショットの数々ですね。
これからもよろしくお願いいたします。
僕の記事にも書きましたが、クスノキではと思うのですがどうでしょうか?
今年は特に吸蜜個体が多いです。
ウラナミアカは栗以外の吸蜜は見たことない気がします。
イチモンジチョウは花で吸蜜することが多いですが、樹液の吸汁は見たことありません。タテハでも花を好む種と樹液を好む種がありますね。
明日は北風が強い予報なので、条件の良さそうな今日にしました。
フジミドリは6時間で3度の登場で2回止まったので確率はいいですが疲れました。
BANYANさん、コメントありがとうございます。
クスノキの名前は知っていましたが、どんな花と葉なのか知らなかったので、ゴンズイと合わせて勉強することができました。
私は植物については殆ど無知なので、勉強になりました。ありがとうございました。
イチモンジチョウの樹液での吸汁は珍しいのですね。全く知りませんでしたが嬉しいです。
フジミドリシジミの写真、拝見しましたが、涼しげなブルーが素晴らしいですね。私は今日撮影に行けなかったので、明日挑戦したいと思います。
こんにちは。
アカシジミ、まだまだ綺麗な個体がいますね。
アカシジミがきているのはゴンズイじゃないかと思います。
テングチョウの新鮮個体もこの時期押さえておきたいところです。
なかなか開翅してくれませんが、1枚目の半開翅がいいですね。
ゴンズイも似ていますね。これが正解かな。
みき♂さん、コメントありがとうございます。
そうですね、まだ綺麗な個体もいて楽しめました。
問題の木はゴンズイというのですか。
勉強になります。ありがとうございました。
調べてみたら、赤い実に黒い種が綺麗な木のようで、一度それも観てみたいです。