昨日埼玉県中部のいつもの公園で撮影してきた、ウスバシロチョウの写真を紹介します。
ちなみにこの蝶、ウスバ「シロチョウ」という名ですが、実はアゲハチョウ科です。
一部にはウスバアゲハと呼ぶ方もおられますね。
名前のとおり、翅が半分透き通ったセロファンのような、あるいは磨りガラスのような、独特の質感を持った美しい蝶です。
そんなウスバシロチョウ、今年は個体数が多い!
公園内のミツバウツギ・ポイントではたくさんのウスバシロチョウが舞っており、蝶を撮り始めて7年ほどの私は初めてこんなにたくさんのウスバシロチョウを見ました。
たくさんのウスバシロチョウが、ミツバウツギの木で入れ替わり立ち替わり吸蜜をしていたのですが、交尾中に見えるウスバシロチョウも観察することが出来ました。
状況から考えて、比較的短時間で離れたと思われることから、長い間求愛するも実際には交尾に至らなかった、という可能性があるそうです。
その他の、ミツバウツギで吸蜜していた蝶たちです。
◆コミスジ
ギンイチモンジセセリも発生しているだろうと、川岸のポイントを歩いてみたのですが、残念ながら1頭も見ることが出来ませんでした。
撮影機材は、全て(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)です。
追記:
このエントリを読み直して思ったのですが、トラフシジミをおまけ扱いって凄いなと。
例年なら遭えただけで嬉しいのに、今年は個体数が多く、この公園に行く度に遭遇するので、すっかり有り難みが減ってしまいました(汗)
ウスバシロ多くて楽しめますね。
ミツバウツギは撮影しやすいとはいえ、良い写真が並んでいますね。
交尾は少し不自然な体勢に見えます。
この蝶は交尾済みの雌に雄が長時間求愛を続けることがあるので、交尾と間違えるケースもあります。
トラフは郊外ではミツバウツギの産卵を2回くらい観察しているのですが、ここでは見た人いなさそうです。
BANYANさんコメントありがとうございます。
あまりにウスバシロチョウが多く、ミツバウツギにたくさんやってくるので、菜の花など他の花で吸蜜を撮りたくなりました(贅沢)
交尾の件、比較的短時間で離れたと思われるので、まさにそういう状況だったかもしれません。
該当部分の文章を少し直しておきたいと思います。ありがとうございました。
トラフシジミの産卵ですが、私は産卵自体を見たことがないのですが、このすぐ側にフジもありますし、どれで発生しているのかとても気になります。