昨日はいまひとつ体調が良くなくて、帰宅後はブログの更新をせずに早寝してしまいました。
昨日撮ったトラフシジミの写真の中に、不思議なブルーを浮かび上がらせた個体が写っていたので、紹介したいと思います。
トラフシジミのブルーといえば、皆様翅表と思うはずです。実際、トラフシジミの翅裏に、ブルーの鱗粉は見当たりません。
あるいは、縁毛の幻光を思い浮かべる方もいるかもしれませんね。
でも、どちらでもないのです。
これは何なのでしょう。
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
前翅裏側外縁付近に、淡いブルーの輝きが見えるでしょうか。トラフシジミの翅裏にブルーを感じたのは初めてですが、断定的に言えるほど多数のトラフシジミを見たことがありません。というわけでネットで画像検索してみましたのですが、それらしいものを見つけることが出来ませんでした。
次のショットを見て頂きたいです。
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
こちらは最初の写真の2コマ前のショットです。
青い部分の面積が微妙に変化していることから、これが本来の鱗粉の色ではないことがわかりました。
となると、トラフシジミの翅裏に構造色が表れると聞いたことないこと、前翅翅頂付近の縁毛も同じような色合いで幻光を見せていることから、「鱗粉に絶妙の角度で太陽光が当たると、縁毛の幻光のような光り方をする」のかなと考えました。これが正しいのか正しくないのか、また他の蝶でもこういう現象は現れるのか、私にはわかりません。
どなたか詳しい方が、正解を教えて下さるのをお待ちしています。
トラフシジミの幻光の話をしたので、写真で紹介したいと思います。
ちょうど昨日、おあつらえ向きの写真を撮ることが出来ました。
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
ちょっと角度が悪いのと、蝶が暗すぎますが、トラフシジミだと分かる程度には見えています。
トラフシジミの縁毛が、綺麗なブルーに輝いています。個人的な主観ですが、コツバメより少し明るい色に見えますね。
その他のトラフシジミの写真を載せておきます。昨日はヒサカキで吸蜜する姿を見せてくれました。
開翅は撮れませんでしたが、連日トラフシジミが姿を見せてくれるだけで嬉しいものです。
(D800E+SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM)
(D800E+SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM)
(D800E+SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM)
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
その他の蝶ですが、今回はベニシジミだけ紹介します。
何気に今年初撮影でしたが、黄色いレンギョウの花にとまった1枚は結構色合い的にお気に入りです。
ツマキチョウも暫く追いかけたのですが、全くとまってくれず撮影できませんでしたorz
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
(D800E+SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM)
公園内ではスミレもたくさん咲いていました。
スミレは結構好きな花で、昔は多くの種類のスミレが咲く春の高尾山にも良く行ったものです。
スミレで吸蜜する蝶を撮りたいのですが、なかなか思うようにはいきませんし、簡単に思い通りの写真が撮れてしまっては、趣味として面白みがないかもしれませんね。
昨日はお世話になりました。
トラフシジミのブルー、見返してみましたが、私の写真には写っていません・・・。
またお会いできることを楽しみにしています。
fushiginomoriさん。
御訪問及びコメントありがとうございます。
こちらこそありがとうございました。
トラフシジミの過去の写真をチェックして頂いたとのことで、ありがとうございます。珍しい現象なのかもしれませんね・・・。