シロチョウ科
シジミチョウ科、アゲハチョウ科、タテハチョウ科ときて、今度はシロチョウ科の蝶を紹介します。
今回の石垣遠征では、シロチョウ科の蝶にも新しい出会いがありました。
◆ウラナミシロチョウ(初見)
3月の八重山遠征(石垣島、竹富島、波照間島)でも見たいと思っていたのですが、会うことが出来なかった蝶です。今回1頭だけ会うことが出来ました。
名前のとおり、翅の裏側に波模様があります。
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
残念ながらかなり遠く、これ以上近づけませんでした。
◆ウスキシロチョウ(初見)
上の2枚は、最初は何の蝶か全くわからず、とんでもなく珍しい迷蝶でも見つけてしまったのか???と思ったのですが、ネットで調べるとウスキシロチョウのオスの無紋型らしいです。
グリーンやブルーのグラデーションがとても美しい蝶でした。
3枚目は、銀紋型のオスだと思います。
(D800E+SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM)
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
◆ツマベニチョウ
沖縄のシロチョウ科というと、この蝶を真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
南国らしい白とオレンジの組み合わせはとても美しいですが、飛ぶのが速いうえになかなかとまってくれず、赤い花に吸蜜に訪れてもすぐ飛んでしまうのが辛いところです。
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
◆クロテンシロチョウ
3月に石垣島を訪れた際も撮影したのですが、1度遭遇したのみだったので、今回はじっくり撮る機会があって良かったです。
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
◆ナミエシロチョウ
奄美諸島でも良く見かける蝶ですが、メスの白と黄色と黒のコントラストが美しいです。
オスは、迷蝶のカワカミシロチョウ(未見)とちょっと見ただけでは見分けがつかないことも多く、ちょっと困った存在です。
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
◆キチョウ
日本に生息しているキチョウは、キタキチョウ、ミナミキチョウ及びタイワンキチョウなのですが、八重山諸島にはこの3種類が全部生息しており、正直現地で見分けるのはもちろん、撮影した写真をじっくり見つめても同定が難しいです。
結構見かける度に撮影はしていたのですが、基本敏感な蝶ですし、なかなか思うようには撮らせてくれません。
じっくり見てもよくわからないので、「キチョウ」ということでまとめて載せておきます。
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
というわけで、シロチョウ科の蝶を紹介しました。
次回の石垣遠征では、カワカミシロチョウを見てみたいものです。
「石垣島の蝶」、次がラストのセセリチョウ科になります。これまた同定に悩むケースが多いのですが、出来るだけ早くアップしたいと思います。
蝶の撮影って大変ですよね。
撮りたい方向に向いてくれないし、なかなか羽を開いてくれないし・・・
よっしゃ!と思った瞬間に飛んじゃうし(^^;)
それにしても、好きこそものの上手なれ、巧い事撮られていますね~。
だっくさん。
わざわざ見に来て頂き、またコメントも頂きありがとうございます。
「この時期にあそこに行けばあの蝶がいる。」と思っても、季節の進み具合とか天候とかで会えないこともよくありますし、フジミドリシジミのようにそもそも個体数が少なくて朝から晩まで待っても2、3回通り過ぎていくだけということもあります。仰るとおり、やっと見つけたと思ってカメラを構えた瞬間飛ばれることもあれば、何故か逆光でしか撮れないところにだけとまることもあります。
ちなみに、トラフシジミという蝶の春型は、かれこれ5年ほど翅表を狙っていますが、まだ撮れていません(汗)
でも、それ自体結構ゲーム感覚で楽しいですし、自然相手なので仕方ないですね。
だからこそ、飽きもせず毎年毎年、今度はこういう写真を撮りたいというモチベーションに繋がっているような気がします。
ちなみに、カワセミもオフシーズンに時々撮りに行きますが、これは本格的にハマったらだめだと自戒しております(笑)