シジミチョウ科(後編)
◆ルリウラナミシジミ(初見)
私は青が好きです。
この蝶は、(翅表が)青い蝶です。
だから、私はこの蝶が好きなんです。・・・三段論法?(笑)
ルリウラナミシジミのオスが飛んでいると、そのメタリックな瑠璃色の輝きで一発でわかります。オスの翅表は本当に綺麗なんです。でも、とまると翅を開いてくれないんです・・・。バンナ公園を含めて結構な個体数を見かけましたが、全体的に翅がやや傷んでいる個体が多かったように思います。
八重山諸島では定着していますが、沖縄本島や九州でも見られるそうです。
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
後翅が大きく欠損しているため、翅表の瑠璃色の輝きの片鱗を味わうことが出来る個体もおりました。
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
翅表の燦めきを写しとろうと頑張ってもみたのですが、結果は惨敗・・・。
今年10月か11月にまた石垣島を訪れる予定なので、今度は「パスト連写付きの一眼」で狙ってみようと思います。肝心のパスト連写付きの一眼ですが・・・10月までにNIKON 1 V4が出なかったら、V3かJ5を購入することになると思います。
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
◆アマミウラナミシジミ(初見)
葉の上などにとまっていると、パッと見ルリウラナミシジミと区別が付かないくらい似ている蝶ですが、前翅裏側の模様が少し違います。
鹿児島県のトカラ列島以南に定着している蝶です。
(D800E+SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM)
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
◆シロウラナミシジミ(初見)
「ウラナミシジミ」シリーズが続きます。
この蝶も迷蝶だそうで、八重山諸島でしか見られません。
地味ながらも味わい深い翅裏ですね。翅表は名前のとおり白っぽい色なのですが、写真には撮れていません。
(D800E+SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM)
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
◆ホリイコシジミ(初見)
ヤマトシジミに似ていますが、とても小さな蝶です。
前翅長は7mm程度。ヤマトシジミの前翅長は9-16mmですから、本当に小さく、そして可愛いですね。油断するとどこに行ったかすぐ分からなくなります。
本来は迷蝶でしたが、小笠原や八重山では定着しつつあるそうで、小笠原諸島や沖縄以南の南西諸島で見られます。
(D800E+SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM)
(D800E+SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM)
◆ヤマトシジミ
日本中どこにでもいる・・・と思っていたのですが、先日調べてみたら東北北部と北海道にはいないことを知って唖然としました。
どうもヤマトシジミっぽくない写真が混ざっていますが(汗)、同定しきれないのでとりあえずここに載せておきます。
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
(D7200+AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)
前回の石垣島では、クモにやられたミカドアゲハを見つけましたが、今回はこの子が襲われていました。
(D800E+SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM)
というわけで、石垣島で撮ってきたシジミチョウの写真を紹介しました。
シジミチョウだけで初見5種類という結果に大満足です。
これも蝶館カビラの入野氏のおかげです。入野氏には、最後まで迷っていたシロウラナミシジミの同定にも助言を頂きました。本当にありがとうございました。
次は、アゲハチョウの仲間を紹介しようと思っています。