昭和58(1983)年、あの浜松での事故の後、復活したブルーインパルスを見ようと、松島基地に行ったのを覚えています。
そして今年、34年振りに松島基地に出掛けてみましたが、当時矢本町だった地元自治体は東松島市に変わっており、時の流れを感じましたね。
震災から6年、今回やっと7年ぶりに一般公開の松島基地航空祭が開催されたわけですが、基地に入って雰囲気を味わうか、順光の基地外から撮影するか悩んだ結果、基地南側の運河沿いで撮影をすることにしました。
午前午後2回のブルーの展示、そしてF-2、T-4、U-125AやUH-60Jと、快晴の松島の空を元気いっぱいに飛び回った空自機の姿を見て、あの基地を飲み込んだ津波の映像を思い出しとても感慨深かったです。いまだ復興途上にある東北の方々も、きっと元気が出たのではないでしょうか。
そして、この日空を見上げて「青い衝撃」を目撃した子供達の中から、航空自衛隊の、ブルーインパルスのパイロットが生まれたら素晴らしいですね。その時の機体は、T-8練習機なのか、F-3戦闘機なのか・・・果たしてどちらでしょうか。