昨日は天気が良かったので、秩父地方の低山を歩いてきました。
いい風が吹いて気分良く歩いていたところ、目の前をけっこうなスピードで横切る蝶がいました。
咄嗟に目で追うと道路脇の木の葉に止まってくれました。
近付いてみると、だいぶ擦れてはいますが明らかにゼフ、それもオオミドリシジミに見えました。
静止した木の葉が上にカールしており、横から撮影出来なかったのですが、良く見るとオオミドリシジミにしては後翅の橙色の部分が完全に分断していません。
拡大したのがこちらですが、「フィールドガイド 日本のチョウ」で見比べてみると、ジョウザンミドリシジミに似ているような気もします。
既にかなり擦れていることを考えれば、時期的にオオミドリシジミだろうと思うのですが、オオミドリシジミで橙色斑が完全に分断していない個体がいるのかわかりません。
というわけで、不明ゼフ♀としておこうと思います。
同定可能な詳しい方がおられましたら、御教授頂けると助かります。
*********
6月29日追記:
御教授頂いた内容によりやはりオオミドリシジミのようなので、タイトルを以下のように変更しました。
不明ゼフ♀ → オオミドリシジミ♀
こんばんは。
ゼフには詳しくないですが、オオミドリシジミに1票を投じます。(^.^)
理由 前後翅中室の短条がハッキリしている、後翅形状が丸い印象、尾状突起長い、事などからそう感じました。
図鑑を見ても橙色斑が僅かに見える個体もあることなど。
しかし、最大の理由は消去法で、埼玉県にジョウザンミドリシジミが居たら大ニュースになるのではないでしょうか?
埼玉県のレッドデータリストをネット上で検索して見て下さい。
絶滅危惧ⅠA類なのです。
ブログ「秩父の蝶」のタグを見ても、ジョウザンミドリシジミはありません。
ブログの管理人、石塚さんは秩父での蝶に関しては右に出るものが無いくらい有名な方です。(^.^)
浅間の煙さんいつもありがとうございます。
やはりオオミドリシジミのようですね。
タイトルもオオミドリシジミに直しておこうと思います。
先日オオミドリシジミを初めて見た際には、雌を見ることが出来なかったので、これはこれで良かったです。
詳細に教えて頂き勉強になりました。
ありがとうございました。