奥会津滞在最終日の15日、キマルリ♂の撮影は満足したので、何とか♀も撮影したいと思っていました。
それと、雪国茶屋のTさんがブログに載せていた、尾状突起の長い個体も狙いたいところです。
ポイントに着くと、やはり7~8名の観察者が現地に集まってきます。
12日の日曜日はもちろん、平日も連日関東から遠征してこられる方々もいました。
それだけキマルリは魅力的だということなのでしょうね。
この日は晴れで、最高気温も30度近くまで上がったでしょうか。
梅雨時の蒸し暑さの中午後3時過ぎからキマルリを待ちましたが、ようやく飛び始めたのは午後4時近くなってからでした。
それにしても、♂は飛んでくるが一向に♀が見つかりません。
11日に発生が始まってまだ4日、時期的にまだ早いのかなと思いはじめた16時21分、やっと1頭の♀が姿を見せてくれました。
後で教えて頂いたところでは、♂と♀では後翅裏側の斑紋が一部異なるらしいのですが、この時はまだ知りませんでした。
新鮮な個体だなと思い撮影していたキマルリが翅を開き始めた時、やっと♀だとわかりとても嬉しかったです。
♀の翅表は暗褐色で地味ですが、派手目な裏側とのコントラストが面白かったですね。
最後の1枚はこちら。
雪国茶屋のTさんが見つけ、声をかけて頂いたので撮影できました。
下側の尾状突起が通常より長い個体だそうです。
翌16日は朝6時から宿泊先の温泉を楽しみ、午前9時前にはチェックアウトして家路に向かいました。
4泊4日の奥会津遠征は1日だけ雨に降られましたが、発生初期の新鮮キマルリを堪能し、チョウアカも堪能し、温泉も堪能して大満足の4日間でした。
この4日間、雪国茶屋のTさんはもちろん、浅間の煙さん、春ちゃんさんはじめ現地でお会いした皆さんお世話になりました。
皆さんと蝶の話をしたり、わいわい言いながらキマルリを追いかけるのは本当に楽しかったです。
(NIKON D800E + SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM)
PS
このブログでは、これまでFlickrにアップした画像を表示していましたが、良く考えると手間は変わらないことに気付きました。
ということで、今回のエントリからはブログのサーバーにアップした画像を使うことにします。
訪問して下さった皆さんが拡大画像を見る際に余計な手間が必要だったのも改善されました。
今後もよろしくお願いいたします。
最後の最後にメスとの出会い、良かったですね!
やはり、オス、メス揃わないと片手落ちみたいなものですよね。
最後の1枚、尾状突起の長い個体、今調べてみたら、2頭居たみたいですよ。
当日のページに私も1枚追加(こちらの個体と同じポーズの一枚)しておきましたが、微妙に斑紋が違うのが分かりますので、暇なときに見て下さい。
14日の撤退時、見渡しましたが貴殿が見当たらなかったので、黙って失礼しましたが、いろいろお世話になりました。
雄雌揃って見られてとても嬉しかったです。
雄の美しさとは違いますが、シックな感じでなかなか気に入りました。
尾状突起の長い個体については、わざわざメールでも知らせて頂きありがとうございました。
浅間の煙さんの撤退時に御挨拶が出来なかったのは残念でした。
また今度どこかでお会いした時には、また色々教えて頂けると嬉しいです。
「キマダラルリツバメ」雌雄、「チョウセンアカシジミ」などの希少種や
雪国茶屋のTさん、浅間の煙さん、春ちゃんさんなどのチョウ友の皆さん
さらに温泉と、盛りだくさんの楽しい4日間遠征でしたね!
本当に最高の4日間でした。
「一度自分の目で見て撮影してみたい」を実現してしまったので、来年どうするかですが。
たぶんまた会津に出掛けてしまうと思います。
今回は福島の帰りに寄り道してハヤシミドリやウラクロ、ウラミスジシジミも見てみたいと思っていたのですが、詳しいポイントがわからず断念しました。
ゆっくり捜してみようと思っています。