今年何としても見てみたかった蝶がいくつかありました。
オオミドリシジミ、フジミドリシジミ、そしてキマダラルリツバメです。
オオミドリシジミは、雌には会えませんでしたが、雄の煌めきを堪能することが出来ました。
フジミドリシジミは、3日連続ポイントに通ったのですが、逆に雄に会うことが出来ませんでした。
そして昨日、福島県会津地方で念願のキマダラルリツバメに会うことが出来ました。
5月末から怒涛の「初見」3連発で、こんなに楽しいことがあって良いのかと思うくらいです。
それにしても、生まれて初めて見たキマルリは、本当に綺麗な蝶でした。ネット上の写真はたくさん見てきましたが、やはり実際に自分の目で見た時の素晴らしさは格別です。
発生初期で傷ひとつないキマルリたちが、惜しげもなくモデルになってくれて、最初は感動のあまりカメラを持つ手が震えました。(本当はアルコールのせいかもしれませんが…)
天候や太陽光の当たる角度に左右されるのか分かりませんが、このくらいの角度が一番青紫が綺麗だった気がします。
静止するとすぐ翅を開いてくれるのが嬉しかったです。
でも逆に、翅裏を撮るのが難しい?
それにしても、この蝶は小さくて飛ぶのが速い!
雄は翅を広げてもせいぜい2cm程度、それなのに飛翔はとても速いので、目で追いきれないことが多かったです。
クリーム色に黒い模様の翅裏も撮ることが出来ました。
日本の蝶で唯一4本の尾状突起もまぁまぁ綺麗に撮れたでしょうか。
最後の1枚は、キマルリが葉の先にチョコンととまっている様子が可愛かったので、引きで撮ってみました。この蝶の小ささと可愛らしさが表現出来たでしょうか…
この美しい蝶は、環境省レッドリストで準絶滅危惧に指定されています。今回訪れたポイントの周辺では条例で採集が禁じられていますが、それでも網を隠して採集しようとするケースもあるらしい。
蝶を標本にして自宅で鑑賞したいという気持ちは理解出来なくもないですし、貴重な蝶に商品としての需要があるのも分かりますが、せめて決められたルールは守って頂きたいですね。
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今、6月13日月曜日、午前9時28分です。
キマルリのポイントから程近い某温泉の宿でこのエントリを書いています。
夜からの雨が降り続いていますが、夕方には止むとの予報なので、運が良ければ今日もキマルリに会えるかもしれません。
最後になりましたが、雪国茶屋のT様へ
お陰様で素晴らしい経験が出来ました。
色々情報を教えて頂いた上に、ポイントまで御案内頂き本当にありがとうございました。
Korielさん、こんばんは。
先日はお疲れさまでした。
また、どこかでお会いしましょう。
春さん御訪問&コメントありがとうございます。
嵐山でお世話になって以来でしたが現地でお会い出来て楽しかったです。
昨日もキマルリを見に行きましたが、個体数は増えたものの12日の超新鮮個体の大サービスはやはり格別だったなぁと思います。
またどこかでお会いするのを楽しみにしております。
先日言われていた予定通り、実行されこんな美しいキマルリが撮れて最高ですね!ナイスです。
私も初めてですが、15日を予定してます。暇がありましたらフィールドや時間的なことアドバイス頂けると有難いです。
浅間の煙さんいつもありがとうございます。
昨日現地でお会い出来て楽しかったです。
キマルリもまずまず新鮮でしたし、チョウアカも交尾に開翅にと撮影を楽しまれたようで良かったですね。