ミドリシジミの仲間のうち、見たことがあるのはミドリシジミのみ。
もちろんミドリシジミはとても綺麗なのですが、まだ見たことがない翅の輝きに憧れてしまいます。
ということで、ネットで調べまくった情報を元に、東京都西部のとある公園に出掛けてみました。
目的は、いつもの公園では全く姿を見たことがないオオミドリシジミです。
と、ここまで書いておいて??となったので調べてみると、ミドリシジミとオオミドリシジミは和名ほど近い種類ではないのですね。
「シジミチョウ科ミドリシジミ亜科ミドリシジミ族」までは同じですが・・・
オオミドリシジミ(Favonius orientalis) オオミドリシジミ属
ミドリシジミ (Neozephyrus japonicus) ミドリシジミ属
・・・となっています。
ちなみに和名に「ミドリシジミ」がついている蝶は日本に13種類いて、ミドリシジミ属はミドリシジミだけ、オオミドリシジミ属は7種類いるようです。
google先生とWikipediaのお陰で勉強になりました。
今日持ち出した機材ですが、いつものD800E+150マクロに加えて、D7200+200-500も持って行きました。
この2台で重量約5kgですが、200-500を持っていったのは正解でした。
ていうか、全く近くにとまってくれなかったので、150マクロがいらなかったですorz
結果からいうと、全開翅はうまく撮れませんでしたが、オオミドリシジミはとても綺麗でした。
ミドリシジミとは違う、爽やかなブルーの煌めきを最初に見た時は少し感動しましたね。
ちなみにこの写真で被写体までの距離が5.3m・・・・写真はトリミングしてあります。
これ以上近付くことも出来ましたが、そこの足場は下り坂で、近付けば近付くほど翅表が見えなくなるジレンマに悩みました。
また再チャレンジに行きたいですが、フジミドリシジミも未見なので見てみたい・・・
今年は不作との情報も聞こえてきましたが、明後日あたり○○山に行くかオオミドリに行くか悩みます。
この写真が本日最短距離で撮影出来た1枚です。
被写体まで2.5mなので、いくら150mmといえどもマクロレンズの出番はゼロでした・・・
200-500を持っていって本当に良かった・・・
ポイントに到着したのは朝7時半頃でした。
9時くらいまでは全開翅を見せてくれたのですが、それからは半開翅しかしてくれなくなり、10時を過ぎるとあまり開いてくれなくなりました。
それにしても、何故か全部左向きの半開翅・・・代わり映えしない・・・
翅裏も綺麗に撮りたかったのですが、とまってすぐ翅を開くので、10時くらいまでなかなかチャンスがありませんでした。
今度は太陽の方向が問題で、なかなか思う様に撮れませんでした。
これも次回の課題です。
今回初めてオオミドリシジミを見て、撮影も出来ましたが、これまでに見たことのあるゼフィルスはこのようになりました。
・ミドリシジミ
・オオミドリシジミ
・アカシジミ
・ウラナミアカシジミ
・ミズイロオナガシジミ
・ウラゴマダラシジミ
あと19種類もあります・・・
もっとゼフィルスに会いたいな・・・
オオミドリシジミ撮影おめでとうございます。
私も群馬県のとある街の郊外で初めて、このチョウに
出逢った時にとても感激したことを思い出しました。
○○山でフジミドリシジミに出逢えると良いですね!
意外と昼頃が良いとの情報もありました。
ゼフィルスは、種によって活動時間帯を分けているよう
で、田中蕃さんの「森の蝶・ゼフィルス」によると
オオミドリシジミ9:00~11:00
フジミドリシジミ16:00~17:00
と記載がありました。田中さんは関西~中国地方を基準
にしているので、関東地方ではこの1時間程度前が活動時
間帯と思われます。
ヒメオオさんおはようございます。
いつもありがとうございます。
オオミドリシジミは本当に綺麗で、青色が好きな私には素晴らしい経験でした。
オオミドリシジミの活動時間については、まさにヒメオオさんの言われるとおりの感じでした。
今年は初の福島遠征(温泉でゆっくり含む)を計画しているので、その前にもう1度行くかもしれません。
最後に、フジミドリシジミについての貴重な情報をありがとうございます。
昼から夕方にかけて捜してみようかなと思います。
フジミドリシジミではなく、望遠レンズつけたカメラを持った方々を捜した方が早そうですね。