今日もミドリシジミを探しにさいたま市内の公園へ行って来ました。
予報は曇りでしたが、朝4時に起きると薄い雲の隙間から所々青空も見えている感じ。
これなら行けるだろうと出掛けてみました。
まず出会ったのは、またしてもB型の雌でした。
少し翅に汚れと傷がありますが、なかなかの美人さんです。
この青斑、他の方が撮った写真では時に凄く綺麗に写っているのですが、どうしても同じようには写ってくれませんでしたorz
それならばと翅の青い鱗粉のところを1/2倍で切り出してみました。
さすがD800E、ピントが合っていてブレさえ無ければ細部もシャープに写っています。
良く見ると、青く輝いている鱗粉と紫系に輝いている鱗粉が見えますが・・・これも光の角度で変わるのでしょうか。
雌はその後O型も見つけましたが、A型とAB型はまた次の機会に捜してみます。
その後雄も含めて5頭か6頭は見つけたのですが、天候のせいか翅は開いてくれない、敏感ですぐ木の上に飛んでいってしまうの二重苦でした。
そしてやっと見つけたのが、ピッカピカの雄です。
凄く良い子で長々と被写体になってくれたのと、撮影者が私1人だったので、色々な角度から写真を撮れました。
というわけで、同一個体で撮った構造色の変化をいくつか並べてみましょう。
題して、ミドリシジミ七変化(実は6枚しかない。)!
途中少し飛んだので場所が変わっていますが、間違いなく同一個体です。
やはりこうして見ると、光の当たり方や蝶を見る位置によって、同一個体でも随分色が違って見えますね。
そして後から狙ってしまうと、ただの茶色い蝶でしかなくなってしまいますね。
雄の翅表は等倍で切り出してみましたが・・・ギンギラギンですね!
良く見ると、黄色っぽく輝いている部分もあるのが印象的です。
最後に、綺麗に開いたミドリシジミを上から撮ることが出来たのショットを載せておきます。
今年は避暑を兼ねて札幌のゼフを撮ろうと、来月に2週間ほど北海道に帰る予定です。
狙い目は手近な所で円山、藻岩山、場合によっては手稲山あたりですか・・・ポイント全くわかりませんが((
ジョウザンミドリシジミ、メスアカミドリシジミ、アイノミドリシジミなど見たことのないミドリシジミの仲間がたくさんいる(というよりミドリシジミ以外全部・・・)ので、見られたらいいなぁ。
9時半頃になり、午後も用事があったので、カメラを仕舞い帰り道を歩いていると、ミズイロオナガシジミが何頭も見つかりました。
そのうち1頭がどうも翅を開きたそうにしている気がして、暫く待っていると開いてくれました!
地味というかシックというか、なかなかに魅力的な蝶ですね。
ミドリシジミの交尾が良かったなぁ・・・
ミズイロオナガシジミでも良かったけど・・・
(NIKON D800E + SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM)